ステキな大人になるための「美文字講座」

こんにちは、中央高等学院です。

みなさん、字をキレイに書くのは得意ですか?

高校生になってからはパソコンを使って文字を書くことに慣れてきて、紙に文字を書く機会も少しずつ減ってきてるのではないですか?

社会人になるとさらに字を書く機会は減ります。

今回は、3年生を対象に行った「ステキな大人になるための『美文字講座』」の様子を紹介します。

社会人になると確かに字を書く機会が減るのですが、誰かの結婚式に招待された時に記帳したり、「改まった場、フォーマルな場」では字を書くことがあります。そういう時に字が汚いのは、少々恥ずかしい...。

ですので今のうちに、字をキレイに書く気持ちを忘れないようにしましょう。

授業の前半では、「字をキレイに書くポイント」と「ふだん使っている文字について考える」というテーマで進みました。

講師の先生は、「書家」としての顔も持つ、吉祥寺校の職員です。

先生は、字をキレイに書くポイントとして「文字の中心を通す」ことが大切とおっしゃっていました。

文字によって形が違うので(正方形、縦長、横長)、左右に文字がはみ出るのはOKですが、文字の中心を揃えることを意識するだけでキレイに見えるようになるとのことです。

↑左が中心線を意識して書いた文字です。まっすぐでキレイに見えます。

↑横書きの場合、中心を通すか(いちばん上)、下線を揃える(いちばん下)とキレイに見えます。

また文字の歴史や成り立ちについても学びました。

授業の後半では、実際にワークシートに自分の名前や住所を書く練習をしました。

中心線を意識して、ゆっくり丁寧に書くだけでもいつもよりキレイに書けたのではないでしょうか?

ひとつの言語で複数の文字を使い、縦書きでも横書きでも読めるという日本語の文字は世界的にみても非常に珍しいです。

そういう文化のもとに生まれたということに誇りをもち、文字を美しく書く気持ちを忘れないで行きましょう。

おまけ:「龍」という文字を先生がいろいろな書体で書いてくれました

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