GREEN ROAD BLOG

令和6年度 卒業証書授与式 〜卒業生代表の言葉〜

2025/03/06

令和7年3月4日、京王プラザホテル新宿にて中央高等学院 卒業証書授与式が行われました。
卒業生のみなさん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

卒業式では卒業生代表から答辞が読まれました。
卒業生からの感動的な言葉をご紹介したいと思います。



答辞

日差しが日々やわらかくなり、桜の蕾も色付き始め、命の躍動する春の訪れを感じる今日、私たちは卒業の日を迎えました。本日は、私たち卒業生の為に、このような立派な卒業式を挙行してくださり、誠にありがとうございます。
また、学院長・校長先生の御式辞、お忙しい中おいで下さいましたご来賓の皆様の御祝辞、そして在校生の皆様からのからの励ましの一言を頂き、大変勇気づけられる思いが致しました。

今から2年前、他校から転入してきた私は、慣れない環境で周りになじめるか不安だったことがついこの間のように思い出されます。しかし、そんな不安も先生方の親身に寄り添ってくださる姿や、思いやりの心を持つ素晴らしい友人達の存在で次第になくなり、学校に楽しく通うことができるようになりました。ここで過ごした何気ない日常が今ではかけがえのない思い出です。

御宿で行われる集中スクーリングでは初めての経験ばかりで慣れない環境のなか、3泊4日を乗り切ることができるのか気掛かりでした。しかし先生方が一人一人丁寧に向き合ってくださり、ちょっとしたところでも気遣いをしてくださったおかげで安心して過ごすことができました。また、新たな友人ができ、これまでの親友ともより深い信頼関係を築いていけるきっかけとなりました。御宿の先生方、担任の先生方のお力添えもあり、回数を重ねるごとに集中スクーリングへ行くことが一つの楽しみになりました。実際に御宿の町で本物に触れる貴重な経験は中央国際高等学校に来たからこそ積むことのできた経験だと思います。この経験を通して、街の活性化や社会の問題点にも目を向け興味を持ち、大学ではこのことを学問として学びたいと方向性が定まりました。

3年生の夏休み頃、本格的に進路について悩み始め、直前になって受けようと決めた総合型入試は無謀な挑戦で受からない可能性の高いものでした。しかし、先生方は私がやると決めたことに対して全力で協力してくださり、小論文の添削を夜遅くまで手伝ってくださったり、沢山の有益なアドバイスなどをくださったりしました。おかげで無謀な挑戦だと思われた第一志望の大学に合格することができました。

先生方は常に優しく、私達生徒に心を開いて尽くして下さり、導いてくださいました。どんなときも頼りにでき、お忙しい中でも相談事には真摯に向き合ってくださいました。私たちはもう年齢的に大人の括りではありますが、将来、先生方のように何事にも真摯に向き合い、寄り添える大人になりたいです。 学院長・校長先生をはじめとした諸先生方、そしていつも私達の高校生活を支えてくださった受付の方、旧職員の先生方、また、どんなときも支え続けてくれた家族に深く感謝申し上げます。
多くの迷惑や心配をおかけしましたが、私達を信じて導いて下さり本当にありがとうございました。

たくさんの方のお支えがあり今日まで高校生活を過ごせたことを、私たちは忘れません。卒業生を代表して、中央国際高等学校並びに中央高等学院の更なるご発展をお祈りし、卒業生代表の言葉とさせて頂きます。


在校生から卒業生へ贈る言葉も紹介しておりますので、下記ご確認ください。
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