GREEN ROAD BLOG
日立システムズさんの会社見学を行いました
2021/08/18
こんにちは、中央高等学院です。
先日、2年生と3年生を対象に、日立グループ871社の中でIT事業を担当している日立システムズさんをオンラインで見学しました。
日立システムズさんは世界中でコンピュータが使われ始めた約60年前の1962年にできた会社で、いまは国内に約300カ所のサービス拠点(グループ会社含む)と海外に13のグループ会社があって、なんと1万8800人が働いています。システムエンジニア(以下、SE)が一番多いそうです。
ITはInformation Technologyの略で「情報技術」のこと。最近は「人と人」「人のモノ」のコミュニケーションが強調されてICT(Information and Communication Technology)という用語が使われていますね。
AI(人工知能)やVR(バーチャルリアリティ)、自動運転、自動翻訳、そしてあらゆるものがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)もITのひとつ。例えばマンホールにセンサーや水位計をつけてネットワークにつなげることで、はずれたり、水があふれそうになったりしたときにアラームが作動し、事故を防ぐことができます。
SEの仕事は「あったらいいな」をコンピュータ技術で実現すること。一日中コンピュータの操作をしているようなイメージがありますが、違うそうです。打ち合わせの出張や専門家に話を聞きに行くなど、実は人と会うことが多い仕事だと説明してくれました。
品川区にある本社を動画で見ると、ガラス張りのミーティングルームがたくさんあって、リラックスルームや社員の健康状態を測る機械などもありました。フリーアドレス制といって席が決まってなくて好きな席で仕事をします。いろいろな社員と話をする機会を増やすのがねらいです。
日立システムズさんは地方創生といって高齢化と過疎化が進む地方都市の活性化にどうITを活用するかにも力を入れています。例えば、地域で使えるポイント制度や、健康状態を測るシステムの導入、農業や輸送でのドローンの活用などです。
「あったらいいな」を実現するIT。きょうの見学も3人の社員の方たちは全員ご自宅からのテレワークで、そして生徒も自宅からアプリZoomで参加。まさに身近なITを実感した見学会になりました。
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