GREEN ROAD BLOG
チームキズナの活動報告2013☆番外編~被災地訪問~
2013/08/19
中央高等学院の生徒にはおなじみのイベントGREEN DAY (昨年の様子はコチラ!)
にて、チャリティーグッズの企画製作・販売を行っているキズナ。
3年目となる今年、初めて自分たちの募金したお金の届く先、
被災地へ訪問することができました!!
今回はLOVE FOR NIPPON (http://www.lfn.jp/) さんの
ご協力により、二か所にお邪魔することができました。
一か所目は、福島県田村郡三春町にある、
熊耳(くまがみ)仮設住宅。
ここは原発近くの町で津波被害もあり、現在も帰ることが難しい富岡町
というところに住んでいた方が避難生活を続けているところです。
二か所目は、福島県いわき市久之浜町にある、浜風商店街。
ここは初めて仮設建物での商店街ができたところ。
現在10店舗のお店が元気に営業しています。
今回の訪問は、「何かをする肉体労働」というよりは
「今どんな状況なのか、どんな気持ちなのか、
一緒にごはんを作って食べながらお話をして交流する」
ということが目的です。
被災者の方に寄り添いながらずっと支援を続けているLOVE FOR NIPPONのみなさんが、
今本当に必要なこととして挙げていたのが「交流」ということでした。
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この日、くまがみ仮設ではLOVE FOR NIPPON主催で盆踊り大会
が行われるということで、朝からみなさんやぐらや太鼓、
駄菓子や景品などの用意や、バーベキューやおでんの準備で大忙し!
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そんな中、一緒に太鼓の練習をしたり、子どもたちへの景品の飾り付けをしたり、
そんな様子を見ながら日陰で一緒に休憩したり…。
私たちの考える「ボランティア」というよりは、本当に「一緒に楽しむ」
という言葉がぴったりの時間を過ごしました。
しかしそんな元気で笑顔がたくさんある中でも、ここまで来るためには
私たちの想像することのできない経験や気持ちなどされてきたのだろうな、
と感じることもありました。
一緒に過ごせた時間はとても短いものでしたが、参加したみんなの心の中には
色濃く残ったのではないかと思います。
最後は「世界にひとつだけの花」をみんなで大合唱してきました!
つづく訪問先の浜風商店街では、元気なお母さんたちが到着するなり
冷たい麦茶でのお出迎えしてくれました!
この日福島でも気温35℃を超えていたので、冷たい飲み物と笑顔が嬉しい~!
そんな元気いっぱいの笑顔の先には、貴重な写真やVTRを使いながら
震災当時の生のお話を聞かせていただけるコーナーがありました。
私たちがテレビで目にしていた光景を、実際にこの目で体で体験した方たち。
壁に張られた何枚ものリアルな当日の写真は、みんなの表情を一瞬で真剣にさせました。
忘れてはいけない、ということと、自分たちがGREEN DAYに向けて
やっていることの意義を再確認させられる、貴重な経験となりました。
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今回出会えた方たちとの「キズナ」を今後に繋げていくためにも、
9月29日(日)のGREEN DAY本番に向けて気合を入れてがんばります!
みなさんもチームキズナの応援をよろしくお願いします!!
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