GREEN ROAD BLOG
チーム☆キズナ活動報告-東北への支援活動
2018/06/04
こんにちは、中央高等学院・チーム☆キズナです。
6月1日(金)に、第2回目のチーム☆キズナのミーティングが行なわれ、この日はキャンドルアーティストのキャンドル・ジュンさんと、福島県双葉町から須賀さん(通称:ガスさん)のお二人も参加してくれました!
キャンドル・ジュンさんは、ファッションショーやコンサートなどのイベントでキャンドルを使ったデコレーションなどを行なうアーティストとして有名ですが、他にもNPO法人「LOVE FOR NIPPON」を主催し、東日本大地震で被災された方などへのサポートを継続的に続けられており、このチーム☆キズナの活動も毎年バックアップしていたただいています。
須賀さんは、福島県双葉町で生まれ、現在はデザイナーとして活動されています。
福島県双葉町は、東日本大震災の後に起きた原発事故の影響で、「帰宅困難地域」に指定され現在も町への立ち入りが制限されています。双葉町の住民は、隣のいわき市などさまざまな場所で今も避難生活を続けています。
須賀さんと町の有志の方たちは、双葉町復興の願いも込めて、震災以降途絶えていた町の伝統行事である「ダルマ市」を復活させました。そして現在も、あちこちの学校へ出向いて、ダルマ提灯づくりのワークショップなどを行なっています。昨年、チーム☆キズナでも初めて提灯を制作しましたが、その時も指導をしていただきました。
ジュンさんは、震災から7年たった東北が、今どういう状態にあるのかお話ししてくださいました。
・「東日本大震災」とひとくくりにしがちだけど、実際は「地震」「津波」「原発事故」の3つの災害があったこと
・災害直後は、支援が集まりやすい場所とそうでもない場所があったこと
・仮説住宅での暮らしが続いている場所がいまだにあること(新潟中越地震のあとは、3年程度で仮設住宅での暮らしは終わっている)
・原発事故=福島、と思われがちだけど、原発の放射能汚染の影響を受けたのは、福島県内のごく一部であること(福島全体への風評被害)
・仮設住宅から復興住宅へ移った後に、自殺する人が増えていること
…などなど。
東北の人たち、今でもさまざまな支援を必要としているということがわかりました。
そして、夏に実際に訪問する被災地について何ができるか・何がしたいか考えて欲しいという話をされました。
須賀さんは、9月に行なわれるイベント「GREENDAY」でのチーム☆キズナの役割についてお話ししてくださいました。
・イベントで販売するグッズはトートバッグに決定
・イベント当日に、小学生でも参加できる缶バッチ制作のワークショップを開催し、そこで双葉町のPR活動を行なう
チーム☆キズナではこれまで、毎年さまざまなグッズを作って販売してきましたが、今年はトートバッグを作ります。デザインはもチームのみんなでこれからアレコレ考えていきます。須賀さんは、「どんなデザインにしたいか、次回のミーティングまでに考えて来てね」と最後におっしゃいました。次回からは、いよいよ具体的な制作活動に入っていきます!
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