校舎案内と生活池袋校 学校生活ブログ

被災地訪問 (福島県)

7日(日)、毎年おこなわれている被災地訪問ボランティアが行われ、池袋校からも7名の生徒が参加しました。

 

最初に訪れたのは、三春町にある熊耳仮設住宅です。

同じ福島県内にある富岡町の住民の方が、震災から5年半経った現在でも生活をされています。

 

 

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語り部の方や、実際に福島県で生活されている方から多くのお話を伺うことができました。

 

 

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現在は、復興住宅の建設も進み、この仮設住宅も来年には閉鎖されるとのことです。しかしながら、現在も富岡町は制限区域が多く、もとの生活に戻ることはできないそうです。

語り部の方の「日本中のどこであれ、自分たちと同じ思いをする人を二度と生み出したくない」という言葉が非常に印象的でした。

 

 

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つぎに向かったのは、福島県の太平洋側、浜通りにあるいわき市です。

久ヶ浜仮設商店街では、もともとあった住居や店舗の多くが津波の被害を受け、現在も仮設店舗で営業がされています。

 

 

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商店街の方々は、とても明るく私たちを迎えてくださいました。

 

震災孤児・遺児の支援目的で作られた施設「チャイルドハウスふくまる」も訪れました。

現在では、直接被災した子どもの支援のみならず、被災した両親やその子どもの支援にも力を入れているとのことです。建物や生活はかなり復興してはいますが、心の面では今も不安や心配が尽きない、そうした人たちの手助けをしたいという願いがあるそうです。

 

 

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皆、非常に熱心に話を聞いていました。

 

今回の訪問を通して、一人一人の生徒が自分なりに何かを感じ取ってもらえたらと思います。大変な中、私たちを温かく迎えてくださった福島の方々、貴重な体験を本当にありがとうございました。一日も早く、少しでも安心な暮らしができるようお祈りしております。

 

 

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