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シリーズ「自信を持って一般受験に挑むために!冬期講習への想い!」 最終回
2011/12/12
シリーズの最後はいつものように、校長の安藤からの所信表明です。
私が大学受験をした高校3年生というのは昭和63年、つまり昭和最後の年でした。私は国立大の理系志望だったので、今の大学センター入試試験の前身である共通一次試験の受験をしました。共通一次という名称での試験はこの年が最終年でした・・・ちなみに私は結局、浪人をしてしまったので、大学入試センター試験も初年度で受験することになりましたけど(笑)。
私が在籍していた高校時代のクラスは理数科で、3年間クラスメートが変わりません。私はあまり成績が良いほうではなかったので自分は勉強ができる!と思ったことは一度もありません。
一浪後は東京農工大学の農学部に入学、その後大学院に進学もしましたが、就職活動時には理系の世界にはすっかり魅力を失っていました。もっというと、大学入学に失ってしまった。その理由は今でもよく分からないのですが。ただ、今にして思えば、高校時代の進路決定時の目標が「東京の理系の大学に行くんだ!」としていたからかなあ・・・と思えています(私の出身は島根県!)。
大学に行って何をするか?・・・これって、まあ当たり前なんですが本当はそこまで考えないといけないと思います。でも責任転嫁ではありませんが、私の高校には当時、そこまで指導してくれる先生はいませんでした。ただ偏差値を上げて“いい大学”に行け!という進路指導ですね。
“いい大学”という言葉もすごく曖昧です。先生にとっての“いい大学”とは、偏差値の高い難関大学ということになるんでしょうが、それが生徒にとっての“いい大学”かどうかはわかりません。だから未来の生徒の可能性と潜在性を見据えた進路指導が必要になってきます。
言い方をかえれば、当時の私と“いい大学”ということのすり合わせを先生が少しでも意識してれていれば、大学選びも違ったものになったかもしれませんね。
でも1つだけはっきり言えるのは、自分のとっての“いい大学”を選ぶためには、土台である基礎学力というものは必要だし、“いい大学”を選べる権利を得ることも必要であるということ。
そのために、受験本番に備えた最後の追い込みである「冬期講習」があるんだと私は解釈しています。
中央高等学院の受験指導は、詰め込み式でもないしガリ勉式でもありません。あくまでも相性のいい先生と最後の最後まで今の学力を否定せず、そこから試験までにどのくらい学力をアップできるか?ということを考えて指導します。
どうか自分にとって“いい大学”に進学して、自分に将来を大いに輝くものにするため、この冬期講習は休まず全て出席して、自分の財産にしてほしいと思うし、選べる権利を獲得してほしいと思います。
受験まで残りわずか!最後まで諦めず頑張ろう!!!
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