道徳の授業やりました！

こんにちは！

中央高等学院　池袋校です

昨日まで1年生が集中スクーリングに行っていました

なので集中スクーリングの報告をと思ったんですが・・・

そこをあえて道徳のブログにします

今日の1～2時間目は道徳の授業でした

いつも道徳の授業って何してるの？

教育テレビ見てるの？

と、疑問に思う人も多いと思います

実際、僕が小学生の時は教育テレビを見ていた記憶しかありません

中央高等学院の道徳授業はいろいろな先生が受け持つので毎回違う色が出ます

時には道徳という言葉にとらわれず授業をすることもありますよ

さて、今回のテーマは・・・

『動物福祉』

人と動物のかかわりについて高校生のみなさんに少し考えてもらおうという授業です

皆さんの周りにはどれくらいの動物がいますか？

ペットとして飼っていない人でも生活している限りは色々なかたちで動物とかかわっているものです

そんな現代社会において人と動物の関係における問題点について解説だ～

動物福祉とは動物にも感覚や感情があることを認めてその生活の質を高めようという動き

すなわち動物のことも幸せにしていけるといいですねという学問です

人は動物を利用してきました

これからも利用するでしょう

でも？だからこそ？　　動物のこともしっかり考えて向き合うことが大切なのです

では１時間目

 

人が動物のことをどのように見ているのかという「動物観」のお話

宗教と絡めて解説しました

興味津々で聞いてくれた人もいます

君たちは動物をどうみる？　考えてください

次に人と動物のかかわり方の分類

①野生動物

②動物園動物

③産業動物

④実験動物

⑤伴侶動物

の5パターンです

1時間目は動物園動物、伴侶動物としてのかかわり方について解説しました

そして2時間目

こちらがメインです

テーマは実験動物、産業動物

 

ズバリ、動物実験は必要か

必要という意見、不要だという意見どちらの解説もしたうえで過去から現在までの道のりを説明

その上で、「あなたはどう考える？」と、生徒一人ひとりに考えて意見を書いてもらいました

医学の発展 VS 動物愛護

ですね

そして産業動物

何も気にせずお肉を食べたり卵を食べたり牛乳を飲んだりしていると思います

その背景にある産業動物とは

普段知ることのできないことを伝えました

こちらも片方の意見に偏ることなく、さまざまな立場からの意見を紹介した上でみんなに「自分ならどう考えるか」を書いてもらいました

 

生産性の向上 VS 動物福祉

ですね

 

それぞれの立場、それぞれの思いがあっていいんです

何が正しくて何が正しくないのかということではなく、「思いを馳せること」が大切だと思っています

そして科学リテラシー

インターネットやテレビの情報を見極めて極端な意見に流されない知見を高校生のうちから身につけてほしいです

参加してくれた生徒たちはそれぞれの思いを綴ってくれました

考えてくれたことがうれしいです

このように通信制高校サポート校の中央高等学院では教科書にとらわれない授業も展開しています

せっかくだからいろいろな知見を身につけてほしいし考えるきっかけを持ってほしいと思っています

また、面白そうな授業をやったら報告しますね